センター試験数学IIB 2006年問題 


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[1][1] の範囲で関数を考える。
 とおけば
   
であるから、とおくと
   
である。したがって、
yの最大値はであり、最小値はである。
 また、
αを満たす角度でのとき
   
である。


[2] 不等式
    ・・・・・・
()
が成り立つようなxの値の範囲を求めよう。
(1) 不等式()において、xは対数の底であるから
    かつ 
を満たさなければならない。また
   
である。

(2) 不等式()
のとき
   
のとき
   
と変形できる。したがって、求める
xの値の範囲は
   
である。

[解答へ]


[2] aを正の実数として、をそれぞれ次の2次関数のグラフとする。
   
   
また、の両方に接する直線を
lとする。
(1) におけるの接線の方程式は
   
であり、この直線がに接するのはのときである。
したがって、直線
lの方程式は
   
であり、
lの接点の座標は
   
である。

(2) の交点をPとすると、Pの座標は
   
である。点
Pを通って直線lに平行な直線をmとする。直線mの方程式は
   
である。直線
my軸との交点のy座標が正となるようなaの値の範囲はである。
 のとき、の部分と直線
mおよびy軸で囲まれた図形の面積Saを用いて
   
と表される。

[解答へ]


[3] abcを相異なる実数とする。数列は等差数列で、最初の3項が順にabcであるとし、数列は等比数列で、最初の3項が順にcabであるとする。
(1) bcaを用いて
   
と表され、等差数列の公差はである。

(2) 等比数列の公比はであるから、の初項から第8項までの和は、aを用いて
  
と表される。

(3) 数列は最初の3項が順にbcaであり、その階差数列が等差数列であるとする。このとき、の公差はであり、の一般項は
   
である。したがって、数列の一般項は、
aを用いて
   
と表される。

[解答へ]


[4] 平面上の三つのベクトル
   
を満たし、に垂直で、であるとする。

(1) の内積は
   
である。また
   
であり、のなす角はである。

(2) ベクトルで表すと
   
である。

(3) xyを実数とする。ベクトル
   
を満たすための必要十分条件は
   
である。
xyが上の範囲を動くとき、は最大値をとり、この最大値をとるときので表すと
   
である。

[解答へ]



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