複素数の図形的応用 関連問題
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複素数の図形的応用を考えます。
[例1] なす角:異なる3点,,に対し、です。
,,に対し、を求めます。
よって、
[例2] 直角二等辺三角形の条件:3点,,が、,となる直角二等辺三角形をなす条件を求めます。
より,より
より、 ⇔
よって、
[例3] 正三角形の条件:3点,,が正三角形をなす条件を求めます。
AB=BCかつであることが条件です。すなわち、より、
とおくと、 ∴
よって、より、
をかけて、
展開して整理すると、
[例4] 一直線上にある条件:異なる3点,,が一直線上にある条件を求めます。
A,B,Cがこの順に一直線上に並ぶとき,B,A,Cがこの順に一直線上に並ぶとき
これより、 ⇔ は実数 ⇔
分母を払って、
展開して整理すると、
[例5] 平行条件・垂直条件:異なる4点,,,に対して、
・AB // CD ⇔ が実数 ⇔
・AB ⊥ CD ⇔ ⇔ が純虚数 ⇔
[例6] 線対称な点:原点Oと点を結ぶ直線に関して点と対称な点を求めます。
,として、直線OP,α,βを原点Oの回りに反時計回りに角回転させると、実軸、,に来ますが、実軸に関して対称な点は互いに共役な複素数になるので、
両辺にrをかけて、より、 ∴
例えば、原点Oと点Pを結ぶ直線に関して点Aと対称な点Bを求めると、,として、
よって、B
[例7] 円: ()を満たすzは、αを中心とする半径rの円周を描きます。
という形の式があるとき、まず、でくくると、
さらにでくくれるように変形して、
∴
この式は、のとき、αを中心とする半径の円周を描きます。
例えばとして、点までの距離と点
[例8] 変換:単位円上の点が、変換 (は複素数) ・・・@ によって移る図形を求めます。とします。
@をzについて解くと、, ∴
に代入すると、 ∴
この式は、点wと点との距離と、点wと点αとの距離の比が1:であることを意味します。
・のとき、点wは、点と点αの垂直二等分線上の点になります。
・のとき、点wは、点と点αを1:の比に内分する点と1:の比に外分する点を直径の両端とする円(アポロニウスの円)周上の点になります。
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