京大理系数学'09年甲[5]
pを素数、nを正の整数とするとき、 はpで何回割り切れるか。
はpで何回割り切れるか。
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解答 例えば として考えてみます。
として考えてみます。
 には3が1つ含まれているので、
には3が1つ含まれているので、 で1回割り切れます。
で1回割り切れます。
 の中の3の倍数は3,6,9で、素因数分解したとき、3と6には3が1つ含まれ、9には3が2個含まれるので、
の中の3の倍数は3,6,9で、素因数分解したとき、3と6には3が1つ含まれ、9には3が2個含まれるので、 を素因数分解すると3の指数は4になり、
を素因数分解すると3の指数は4になり、 は
は で4回割り切れます。
で4回割り切れます。
 の中の3の倍数は3,6,9,12,15,18,21,24,27で、このうち、3,6,12,15,21,24の中には3が1つ含まれ、素因数分解したとき、9,18の中には3が2個含まれ、27の中には3が3個含まれるので、
の中の3の倍数は3,6,9,12,15,18,21,24,27で、このうち、3,6,12,15,21,24の中には3が1つ含まれ、素因数分解したとき、9,18の中には3が2個含まれ、27の中には3が3個含まれるので、 を素因数分解すると3の指数は
を素因数分解すると3の指数は となり、
となり、 は
は で13回割り切れます。
で13回割り切れます。
つまり、 の場合、1から
の場合、1から までの数の中にpの倍数、
までの数の中にpの倍数、 の倍数、
の倍数、 の倍数が何個あるかを調べて行くことになります。
の倍数が何個あるかを調べて行くことになります。
 のときの検討を見ると、
のときの検討を見ると、 の倍数を
の倍数を の倍数に含め、
の倍数に含め、 の倍数をpの倍数に含めて、1から27の中に、3の倍数が
の倍数をpの倍数に含めて、1から27の中に、3の倍数が 個,
個, の倍数が
の倍数が 個,
個, の倍数が1個あるので、
の倍数が1個あるので、 として、3で13回割り切れる、というように考えられることがわかります。従って、本問では、以下のように解答できるでしょう。
として、3で13回割り切れる、というように考えられることがわかります。従って、本問では、以下のように解答できるでしょう。
1から の中に、
の中に、 (
 ( )の倍数は、
)の倍数は、 個あります。
個あります。
 を素因数分解したときのpの指数は
を素因数分解したときのpの指数は ,
, ,・・・,
,・・・, (
 ( )の和になるので、pで割り切れる回数は、
)の和になるので、pで割り切れる回数は、
 回 ......[答]
回 ......[答]
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