微分法の不等式への応用(2)の続き

右図のように例えば、下に凸な曲線上の
1点で接線が引かれているとき、接点以外の点では全て、曲線は接線の上側に来ます。
従って、であれば、です。

4n個の正数について、相加平均・相乗平均の不等式:を証明する。
[証明] ,・・・,となるような、を考えます。
は、より下に凸な関数です。
従って、における接線は、接点を除いて、曲線の下側に来ます。
における、の接線は、より、
これより、です。
より、
より、

・・・・・・
より、
以上を辺々加えると、


( )


 (証明終)


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