微分法の方程式への応用   関連問題
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3次関数 があるときに、3次方程式:
があるときに、3次方程式: が3個の相異なる実数解をもつ条件は、2次方程式
が3個の相異なる実数解をもつ条件は、2次方程式 が相異なる2個の実数解α,β をもち、かつ、
が相異なる2個の実数解α,β をもち、かつ、 (極大値と極小値の積が負)
 (極大値と極小値の積が負)
[証明]  の
の の係数が正の場合を考えます。負の場合も全く同様です。なお、3次関数の増減を参照してください。
の係数が正の場合を考えます。負の場合も全く同様です。なお、3次関数の増減を参照してください。
2次方程式 が相異なる2個の実数解α,β をもつとき、
が相異なる2個の実数解α,β をもつとき、 だとして、
だとして、 であれば、極大値の方が極小値よりも大きいので、
であれば、極大値の方が極小値よりも大きいので、 が極大値で
が極大値で が極小値であり、
が極小値であり、 です。
です。
 において、
において、 であって
であって は単調増加で、
は単調増加で、 のとき
のとき ,また、
,また、 より、
より、 は
は に1個実数解をもちます。
に1個実数解をもちます。
 において、
において、 であって
であって は単調減少で、
は単調減少で、 ,
, より、
より、 は
は に1個実数解をもちます。
に1個実数解をもちます。
 において、
において、 であって
であって は単調増加で、
は単調増加で、 ,
, のとき
のとき より、
より、 は
は に1個実数解をもちます。
に1個実数解をもちます。
以上より、 が相異なる2個の実数解α,β をもち、かつ、
が相異なる2個の実数解α,β をもち、かつ、 であれば、3次方程式
であれば、3次方程式 は3個の相異なる実数解をもちます。
は3個の相異なる実数解をもちます。
また、 が重解をもつ場合(すべてのxについて
が重解をもつ場合(すべてのxについて )、あるいは、
)、あるいは、 が実数解をもたない場合(すべてのxについて
が実数解をもたない場合(すべてのxについて )は、
)は、 は単調増加な関数で、
は単調増加な関数で、 のグラフはx軸とただ1つしか交点をもちません。よって、3次方程式
のグラフはx軸とただ1つしか交点をもちません。よって、3次方程式 はただ1つの実数解しかもちません。
はただ1つの実数解しかもちません。
 が相異なる2個の実数解α,β をもつとき、
が相異なる2個の実数解α,β をもつとき、 だとして、
だとして、 であるとき、
であるとき、
・ であれば、3次方程式
であれば、3次方程式 は、
は、 の範囲に1個の実数解をもちますが、
の範囲に1個の実数解をもちますが、 における
における の最小値:
の最小値: であり、
であり、 においては、3次方程式
においては、3次方程式 は、
は、 のときに、
のときに、 のグラフはx軸と接し、
のグラフはx軸と接し、 を重解にもちますが、
を重解にもちますが、 のときには、
のときには、 のグラフはx軸と共有点をもたず実数解をもちません。
のグラフはx軸と共有点をもたず実数解をもちません。
・ であれば、3次方程式
であれば、3次方程式 は、
は、 の範囲に1個の実数解をもちますが、
の範囲に1個の実数解をもちますが、 における
における の最大値:
の最大値: であり、
であり、 においては、3次方程式
においては、3次方程式 は、
は、 のとき
のとき を重解にもちますが、
を重解にもちますが、 のときには実数解をもちません。
のときには実数解をもちません。
以上より、3次方程式: が3個の相異なる実数解をもつ条件は、2次方程式
が3個の相異なる実数解をもつ条件は、2次方程式 が相異なる2個の実数解α,β をもち、かつ、
が相異なる2個の実数解α,β をもち、かつ、 (証明終)
 (証明終)
例1.3次方程式: が3個の異なる実数解をもち、そのうちの1つは
が3個の異なる実数解をもち、そのうちの1つは の範囲に存在することを示す。
の範囲に存在することを示す。
[解答] 3次関数: を考えます。
を考えます。

 とすると、
とすると、


増減表は、
これより、 において
において は単調減少で、
は単調減少で、 ,
, より、方程式:
より、方程式: は、
は、 の範囲に解をもちます。
の範囲に解をもちます。
また、 において
において は単調増加で、
は単調増加で、 ,
, より、方程式:
より、方程式: は、
は、 の範囲に解をもちます。
の範囲に解をもちます。
 において
において は単調増加で、
は単調増加で、 ,
, より、方程式:
より、方程式: は、
は、 の範囲に解をもちます。
の範囲に解をもちます。
以上より、3次方程式: は3個の異なる実数解をもち、そのうちの1つは
は3個の異なる実数解をもち、そのうちの1つは の範囲に存在します。
の範囲に存在します。
例2.kを定数として、3次方程式: の解の個数がkの値によりどのように変わるかを調べる。
の解の個数がkの値によりどのように変わるかを調べる。
[解答] 3次方程式: の解は、
の解は、 を連立したときの解と同じです。
 を連立したときの解と同じです。



 の増減表は、
の増減表は、
 増減表より、
増減表より、 のグラフは右図のようになります。
のグラフは右図のようになります。
@とAを連立したときの解は、@とAのグラフの共有点のx座標です。
kの値を動かすことにより、x軸に平行な直線: を上下に動かして交点の数を調べると、3次方程式の解の個数は、右図のように、
を上下に動かして交点の数を調べると、3次方程式の解の個数は、右図のように、
1個 ( のとき),2個 (
のとき),2個 ( のとき),3個 (
のとき),3個 ( のとき),2個 ((
のとき),2個 (( のとき),1個 (
のとき),1個 ( のとき) ......[答]
のとき) ......[答]
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