慶大理工数学'06年[A3]
座標平面の原点Oを中心とする単位円周上に3点A,B,Cをとる(下図を参照)。ただし、とする。以下、(サ)〜(ス)は,を用いて、(セ)〜(タ)はを用いて記述しなさい。
線分ABとy軸との交点をD,線分BCとy軸との交点をEとすると、線分OD,線分OEの長さはそれぞれ,である。
このxy平面を含む座標空間において、正三角形ABC内の各点から、xy平面と垂直に、高さがその点のx座標の絶対値である線分を立てて得られる立体図形を考える。頂点A,B,Cの上にある線分の最上点をそれぞれF,G,Hとすると、三角錐OADFの体積は,四角錐OACHFの体積は セ となる。
A,C,D,E,F,Hを頂点にもつ五面体の体積は、これら2つの錐体および三角錐OCEHの体積の和であり、 ソ となる。また、三角錐BDEGの体積は タ となる。
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解答 立体図形の問題ですが、誘導通りに進めれば手強くありません。なお、三角比、三角形の面積を参照してください。
(サ) 原点Oから辺AB,BC,CAに下ろした垂線の足をJ,K,Lとします。
() 右図より、
......[答]
(シ) より、 ......[答]
(ス) 三角錐OADFを、底面:,高さ: (=点Aのx座標の絶対値)の三角錐と見ると、 三角錐OADFの体積は、 ......[答]
(セ) 四角錐OACHFを、右図の台形ACHFが底辺、高さ:の四角錐と見ると、台形ACHFの面積は、, (=点Cのx座標の絶対値)より、 四角錐OACHFの体積は、 ......[答]
(ソ) 三角錐OECHを、底面:,高さ:の三角錐と見ると、より、 三角錐OECHの体積は、
A,C,D,E,F,Hを頂点にもつ五面体の体積Vは、
(タ) 三角錐BDEGを、を底面とし、高さ: (=点Bのx座標の絶対値)の三角錐と見ると、 三角錐BDEGの体積は、 ......[答]
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