メートル・ブリッジ
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生物体の神経組織に発生する電圧を測定するような場合、単に電圧計を接続すると電圧計に流れる電流が無視できず、被測定体の内部抵抗における電圧降下のために電圧が変化してしまい、正しい測定が行えなくなる場合があります。
被測定体に電流を流すことなく正確な電圧を測定するために、右図のような、「メートル・ブリッジ」と呼ばれている回路を使います。
AC間は長さL,抵抗値Rの抵抗体になっていて、端子Pは抵抗体のどこかに接触させて移動可能だとし、AC間に電池を接続して、AC間に電流Iを流します。
まず、AB間に電圧値のわかっている電池を接続し、Pの位置を動かして、検流計に電流が流れない状態のときのAP間の距離を測定します。検流計を電流が流れないので、AP間の電圧はになります。抵抗値は抵抗体の長さに比例するので、AP間の抵抗はで、オームの法則より、
・・・@ 次にAB間に被測定体を接続し、Pの位置を動かして、検流計に電流が流れない状態のときのAP間の距離を測定します。このときのAP間の抵抗はで、オームの法則より、被測定体の電圧は、
・・・A A÷@より、
∴ として、被測定体両端の電圧を正確に求めることができます。
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