センター数学IA '07年第3問 

において、とする。また、の外接円の中心をOとする。
(1) このとき、であり、外接円Oの半径は
   
である。
(2) Oの円周上に点Dを、直線ACに関して点Bと反対側の弧の上にとる。の面積をの面積をとするとき
      ・・・@
であるとする。であるから
   
となる。このとき
   
である。
さらに、
2ADBCの延長の交点をEとし、の面積をの面積をとする。このとき
      ・・・A
である。@とAより
   
となる。


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解答 センター試験としては、難しい部類の問題ですが、さりとて難問ではないので、じっくり丁寧に見てゆけば完答できるはずです。

(1) 余弦定理より、


(
アイ) 60 ......[]
正弦定理より、外接円の半径をRとして、


(
) 2 () 3 () 6 ......[]

(2) は、円に内接する四辺形の対向する角だから、

(カキク) 180 ......[]
 (三角形の面積を参照)

(
) 1 () 2 ......[]
三角形ACDにおいて、余弦定理より、
ここで、より、とおくと、で、



(
) 2 () 7 (スセ) 14 ......[]
より、
また、三角形
ABEと三角形CDEとにおいて、は共通なので、
相似比は、
ABCD = 2 =
よって、

() 7 () 2 ......[]
より、
@より、

(
) 5 () 2 ......[]


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