定積分と微分 ( その 2) 関連問題 【広告】ここから広告です。ご覧の皆さまのご支援ご理解を賜りたく、よろしくお願いいたします。
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この項目では、 定積分と微分 を参照してください。 [ 証明 ] だとします。 両辺を x で微分すると、 ( 証明終 ) 例 1 . t に関する積分を行う際に、被積分関数に、 t 以外の文字 (t との依存関係がない ) を含む場合には、その文字を積分計算を実行するときには定数と見なして計算 ( なるべき積分の外側に出すようにする ) し、その後に微分の計算を行うようにします。 のようにします。 例 2 . のとき、 被積分関数の中の の x を積分の外に出すために、 置換積分 します。 とおくと、 , t : のとき、 u : ∴ 定積分を含む等式が与えられて関数を求める問題があります。定積分の上端も下端も定数の場合には、定積分自体を定数とおくことにより解決します。 例 3 . を満たす関数 を求める。 [ 解答 ] ・・・@ とおきます。 ・・・A これを@に代入します。 ・・・B ( 部分積分 を参照 ) Bに代入して、 ∴ Aに代入すると、 .......[ 答 ] 定積分を含む等式が与えられて関数を求める問題で、定積分の上端または下端が変数になっている場合には、下記のようにします。 (i) 定積分の上端と下端が等しくなる ( このとき定積分の値は 0 です ) ような、変数の値を、与えられた等式に代入します。何らかの条件式が得られます。 (ii) 定積分が消えるように、定積分の上端または下端に出てくる変数で微分します。多少計算が必要ですが、これで、求める関数の主要部分が求まります。最後に (i) で得られた条件式を使って、関数を確定します。 例 4 . を満たす関数 を求める。 [ 解答 ] 与式で、 とする ( 定積分を 0 にする ) と、 ・・・@ 両辺を x で微分すると、 ∴ 両辺を x で積分すると、 ( 不定積分の公式 を参照 ) ∴ ∴ とおくと、 @より、 ∴ ∴ ......[ 答 ] 例 5 . を満たす関数 が任意の正数 x , y について、等式: を満たすとき、 を求める。ただし、 は において微分可能とする。 [ 解答 ] いきなり、与えられた等式: ・・・@ を微分することはできません。 のときに微分できるかどうか、条件には何も書かれていないからです。 導関数 の公式: を利用することを考えます。 @の左辺に があるので、 を と見ることができるように、 としてみると、 とすればよいことわかります。 そこで、 , を満たすような h をとり、@に代入すると、 ∴ ・・・A ここで、 とするだけでは、Aの右辺がどうなるかわかりません。 そこで、 において微分可能、という条件を考えることにします。 における 微分係数 は、 という形をしていますが、 において 微分可能 ということは、この極限は極限値をもつ、ということです。 Aと比較して、 を と見ればよいことがわかります。 を調べるために、@で としてみると、 ∴ よって、Aより、 ( ∵ , が存在 ) とおいて、 極限値が存在するので、 は任意の正数 x において微分可能で、 x で積分すると、 ( ) より、 ∴ ......[ 答 ] 【広告】ここから広告です。ご覧の皆さまのご支援ご理解を賜りたく、よろしくお願いいたします。
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