逆関数の微分法 関連問題
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xからyへの対応が、xの1つの値に対してyの値がただ1つ定まるとき、関数を定義することができる。
このとき、yの1つの値に対してxの値がただ1つ定まるとき、yからxへの対応を考えて関数を考えることができる。この関数をの逆関数と言い、と表す(逆関数を参照)。
yをに書き換えて、が成り立つ。
[証明] のとき
yをで置き換えて、
この両辺をxで微分する。
右辺の微分は合成関数の微分法により、
左辺の微分は、
よって、
∴ (証明終)
上記の公式では、何のことかわけがわからないので、をyと書き、
(をxで微分したと見る)
(をyで微分したと見る)
として、
逆関数の導関数の公式:
(分数の計算のように考える)の形で覚えましょう。
例1.の逆関数の導関数は、
(yをxで表しても簡単な形にならないので、このままでOK)
例2.(1) で定義されたの逆関数(と書きます)の導関数は、
注.これより、 (C:積分定数) (置換積分(その2)を参照)
(2) で定義されたの逆関数(と書きます)の導関数は、
注.これより、 (C:積分定数) (置換積分(その2)を参照)
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