慶大理工数学'23年[1]
(1) とする。のにおける微分係数を、定義に従って求めなさい。計算過程も記述しなさい。
(2) とする。がで微分可能でないことを証明しなさい。
(3) 閉区間上で定義された連続関数が、開区間で微分可能であり、この区間で常にであるとする。このとき、が区間で減少することを、平均値の定理を用いて証明しなさい。
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解答 教科書をどれだけよく読んでいたか、という問題です。
(1) よって、のにおける微分係数は、 ......[答]
より、はにおいて、微分可能ではありません(微分・導関数を参照)。(証明終)
(3) として、平均値の定理より、
を満たす実数cが存在します。,より、です。
よって、は区間で減少します(関数の増減を参照)。(証明終)
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