京大理系数学'12年[2]
正四面体OABCにおいて、点P,Q,Rをそれぞれ辺OA,OB,OC上にとる。ただし、P,Q,Rは四面体OABCの頂点とは異なるとする。△PQRが正三角形ならば、3辺PQ,QR,RPはそれぞれ3辺AB,BC,CAに平行であることを証明せよ。
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解答 空間ベクトルを用いて解決します。
OABCが正四面体であることから、
,,として、,,とおくことができます。
より、
かつ ∴ かつ
” または ” かつ ” または ”
これより、以下の3通りの場合があり得ます。
(i) のとき、 より、3辺PQ,QR,RPはそれぞれ3辺AB,BC,CAに平行です。
(ii) かつ のとき、 となり、OとQが一致するので題意に反します。 (iii) かつ のとき、 となり、OとRが一致するので題意に反します。 以上より、証明されました。(証明終)
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