東大文系数学'06前期[1]

四角形ABCDが、半径の円に内接している。この四角形の周の長さが44で、辺BCと辺CDの長さがいずれも13であるとき、残りの2ABDAの長さを求めよ。


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解答 数値の計算をするときに、などと下手クソに計算しないように注意しましょう。それだけがポイントの問題で、センター試験練習用の正弦定理余弦定理の基本問題です。

とおきます。です。
三角形
ABDにおいて余弦定理より、
 ・・・@
三角形BCDにおいて余弦定理より、

 ・・・A
三角形BCDにおいて正弦定理より、
 ・・・B
A,Bより、
より、
よって、

Aより、

@より、
 ・・・C
ところで、四角形ABCDの周の長さが44であることから、

 ・・・D
よって、
これをCに代入すると、

 ・・・E
D,Eより、ABDAは、2次方程式:
2解で(2次方程式の解と係数の関係を参照)
......[]


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