面積速度 関連問題
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平面上で原点Oのまわりに運動する物体の位置Pについて、動径ベクトルが微小時間の間に通過する面積(図の黄色着色部)がであるとき、を面積速度という。
運動方程式:の両辺と動径ベクトルとの外積をとると、
・・・@ ここで左辺のを力のモーメントと言います。,,とのなす角をθとして、 (ととで作る平行四辺形の面積)
右辺に出てくるを角運動量と言います。
@は、角運動量の時間変化率は力のモーメントに等しい、と言っている式です。
ところで、とが同一方向を向くか正反対の方向を向くとき(このときの力を中心力と言います)、となり、角運動量の時間変化が0となり、角運動量が一定になります。
上記の図において、となりますが、より、@ととから、角運動量が一定であれば、面積速度も一定となり、中心力を受けて運動する物体の面積速度は一定です(ケプラーの法則を参照)。
上記の図で、とも書けるので、面積速度をのように考えることもできます。
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