センター試験数学IIB 2012年問題
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[1][1]
,
として、不等式
・・・@を満たすxの値の範囲を求めよう。
真数は正であるから、
が成り立つ。ただし、対数
に対し、aを底といい、bを真数という。
底aが
を満たすとき、不等式@
・・・Aとなる。ただし、
については、当てはまるものを、次の
〜
のうちから一つ選べ。
したがって、真数が正であることとAから、
のとき、不等式@を満たすxのとり得る値の範囲は
である。
同様にして、
のときには、不等式@を満たすxのとり得る値の範囲は
であることがわかる。
[2]
として を満たすβ について考えよう。ただし、
とする。
たとえば、
のとき、β のとり得る値は
と
の二つである。
このように、αの各値に対して、β のとり得る値は二つある。そのうちの小さい方を
,大きい方を
とし が最大となるαの値とそのときのyの値を求めよう。
,
をαを用いて表すと、
のときは
,
となり、
のときは
,
となる。
したがって、
のとり得る値の範囲は である。よって、yが最大となるαの値は
であり、そのときのyの値は
であることがわかる。
に当てはまるものを、次の
〜
のうちから一つ選べ。
1

[解答へ]
[2] 座標平面上で曲線
をCとし、放物線
をDとする。
(1) 曲線C上の点P
におけるCの接線の方程式は である。放物線Dは点Pを通り、DのPにおける接線と、CのPにおける接線が一致するとする。このとき、pとqをaを用いて表すと
・・・@となる。
以下、p,qは@を満たすとする。
(2) 放物線Dがy軸上の与えられた点Q
を通るとき
・・・Aが成り立つ。与えられたbに対して、Aを満たすaの値の個数を調べよう。
そのために、関数
の増減を調べる。関数
は、
で極小値
をとり、
で極大値
をとる。
関数
のグラフをかくことにより、
のとき、Aを満たすaの値の個数は
であることがわかる。
(3) 放物線Dの頂点がx軸上にあるのは、
の二つの場合である。
のときの放物線を
,
のときの放物線を
とする。
,
とx軸で囲まれた図形の面積は
である。 [解答へ]
[3]
を
,
である等差数列とし、自然数nに対して、
とおく。
であり、
の公差は
である。したがって
である。
次に、数列
は
(
) ・・・@ を満たすとする。数列
の一般項を求めよう。@から
である。さらに、
に注意して、@を利用すると
(
) が成り立ち、この等式は
と変形できる。ここで
(
) ・・・A とおくと、
は、
,公比が
の等比数列であるから、Aにより
(
)
である。ただし、
については、当てはまるものを、次の
〜
のうちから一つ選べ。
n

[解答へ]
[4] 空間に異なる4点O,A,B,Cを
,
,
となるようにとり、
,
,
とおく。さらに、3点D,E,Fを、
,
,
となるようにとり、線分BDの中点をL,線分CEの中点をMとし、線分ADを3:1に内分する点をNとする。
,
と表される。
(2) 2直線FL,MNが交わることを確かめよう。
とし、線分FLをs:
に内分する点をPとする。
は、sと
,
,
を用いて と表される。
のとき、
となるので、M,N,Pは一直線上にある。よって、2直線FL,MNは交わることがわかる。
(3) 2直線FL,MNの交点をGとする。
,
は、
,
,
を用いて と表される。
,
,
とする。このとき、
,
となる。
次に、直線OC上に点Hをとり、実数t を用いて、
と表す。
,
は、t を用いて
・・・@
・・・Aと表される。
さらに、
とする。このときのt の値を求めよう。
,
と
であることから
・・・Bが成り立つ。@,A,Bから、
である。 [解答へ]
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