慶應大学理工学部2026年数学入試問題
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[1] 座標平面上において、原点Oを中心とする半径1の円をCとし、点A
を通り傾きがt の直線をlとする。 (1) 円Cと直線lがただ1つの共有点をもつとき、その点のx座標は
である。 (2) 円Cと直線lが異なる2点で交わるようなt の値の範囲は
である。 以下、t が
を満たすように動くとする。このとき、円Cと直線lの2つの交点を結ぶ線分の中点をMとする。
(3) 線分OMの長さをt の式で表すと、
である。 (4) 点Mの軌跡の方程式は
である。ただし、xの範囲は
である。 (5) 円Cと直線lの2つの交点と原点Oを頂点とする三角形を、直線lのまわりに1回転してできる立体の体積をVとする。Vが最大となるtの値は
である。 [解答へ]
[2] 空間内に点Pと平面αをとる。点Pと平面α上の3点O,A,Bに対して、
が成り立つとする。線分AB上の点Qを、
と
が垂直であるようにとる。
(1)
である。 (2)
とおく。このとき、t の値およびそれを求める過程を解答欄(2)に記述しなさい。 (3)
である。 (4) 点Pを通り平面αに垂直な直線とαの交点をHとする。このとき、実数kとlを用いて
と表すと、
となる。 (5) 点Pが平面α上にあるのは、
の値が
または
のときである。 [解答へ]
[3] 表の出る確率が
の硬貨が1枚ある。nを正の整数とする。
(1) 硬貨をn回投げ、表が出た回数をaとする。さらに続けて硬貨をn回投げたうちで、表が出た回数をbとする。このとき、aとbの積が0である確率をnの式で表すと
である。「aとbの和が0である」という事象の起こる場合の数を
とおく。
のとき、
である。また、
である。ただし、
はxの自然対数とする。 (2) 硬貨をn回投げ、表が出た回数をcとする。さらに続けて硬貨を
回投げたうちで、表が出た回数をdとする。このとき、「
である」という事象をCとし、「
である」という事象をDとする。
のとき、事象Dの起こる確率は
である。また、一般のnに対して、事象Dが起こったときに事象Cの起こる条件付き確率は
である。 [解答へ]
[4] 複素数平面上の異なる3点
,
,
に対して、等式
が成り立つとする。ただし、iは虚数単位であり、pは正の数である。
(1) 線分ACの中点をMとする。Mを表す複素数を解答欄(1)に印刷されている文の下線部に記入しなさい。さらに、Mを表す複素数を用いて、線分ACと直線BMが垂直に交わることの証明を記述しなさい。
以下、複素数
(
)は、
,
であり、等式
を満たすとする。このとき、3点α,
,
を頂点とする三角形の面積を
とする。
(2)
のとき、
と
をそれぞれpの式で表すと、
,
となる。
さらに、
,
とする。
(3)
をnのみを用いた式で表すと、
となる。 (4) αとβが、
を満たす実数である場合を考える。また、Nを
が実数となるような最小の正の整数とする。このとき、
,
,・・・・・・,
,
を頂点とする多角形の面積は
である。 [解答へ]
[5](1) iを虚数単位とし、実数θに対して
とおく。実数aに対して、
を満たす
の1つをaを用いて表すと
であり、
を満たす
の1つをaを用いて表すと
である。
(2) θの関数
を適切な有理数b,c,dを用いて
の形で表すと、
となる。 (3) 座標平面上で不等式
の表す領域において方程式
が定める曲線をCとする。座標平面において、原点を極、x軸の正の部分を始線とする極座標
を考えると、Cの極方程式は
となる。ただし、θの動く範囲は
である。また、曲線Cとx軸で囲まれた部分の面積は
である。 [解答へ]
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