慶大理工数学'26[4]

複素数平面上の異なる3に対して、等式
が成り立つとする。ただし、iは虚数単位であり、pは正の数である。

(1) 線分ACの中点をMとする。Mを表す複素数を解答欄(1)に印刷されている文の下線部に記入しなさい。さらに、Mを表す複素数を用いて、線分ACと直線BMが垂直に交わることの証明を記述しなさい。

以下、複素数 ()は、であり、等式
 
を満たすとする。このとき、3αを頂点とする三角形の面積をとする。

(2) のとき、をそれぞれpの式で表すと、となる。

さらに、とする。

(3) nのみを用いた式で表すと、となる。
(4) αβが、を満たす実数である場合を考える。また、Nが実数となるような最小の正の整数とする。このとき、,・・・・・・,を頂点とする多角形の面積はである。


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解答 複素数の漸化式、ということで度肝を抜かれますが、解き易いように工夫されていて、問題文の流れに沿って解答すれば、最終解答にたどりつきます。

 ・・・@

(1) 線分ACの中点Mを表す複素数です。
@を変形すると、
で割ると、
 ・・・A
を表す複素数です。を表す複素数です。なので、Aは、だけ回転して大きさを倍するとになることを意味します。MACの中点なので、線分ACと直線BMは垂直に交わります。(証明終)

  ・・・B

(2) A両辺の大きさを考えると、

3αを頂点とする三角形、つまり、3αβγを頂点とする三角形の面積は、
  ......[]
Bでとして、
 ・・・C

 ・・・D
と同様に考え、

 ・・・E
CをAと同様に変形すると、より、

これより、「αの中点」とを結ぶとαを結ぶ線分と垂直です。
 ・・・F ( E)
3αを頂点とする三角形の面積は、底辺をE,高さをFと考え、
  ......[]
注.実戦的には、倍で、相似比から、(これが数列の公比です)となり、[][]倍として求めることができます。

Dと同様に、Bを変形すると、

 ・・・G
これより、数列の公比は,数列の公比はです。
よって、のとき、数列の公比はです。


(3) これより、  ......[]

(4) のとき、Gより、

数列は公比,初項(これは、実数です)等比数列です。
 (ド・モアブルの定理を参照)
が実数となるのは、のときで、こうなる最小の整数はです。だけ回転し、大きさを倍したもので、を頂点とする三角形、を頂点とする三角形、・・・、を頂点とする三角形の間に重なりはありません。
,原点
Oは実軸上の点であり、,・・・,を頂点とする多角形の面積Tは、これらの三角形の面積,・・・,の和であり、[]の結果でとしてであり、数列の公比が3であることから、

  ......[]



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各問題の著作権は
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なお、解答は、
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