慶大理工数学'26[1]

座標平面上において、原点Oを中心とする半径1の円をCとし、点Aを通り傾きがt の直線をlとする。
(1) Cと直線lがただ1つの共有点をもつとき、その点のx座標はである。
(2) Cと直線lが異なる2点で交わるようなt の値の範囲はである。
以下、t を満たすように動くとする。このとき、円Cと直線l2つの交点を結ぶ線分の中点をMとする。
(3) 線分OMの長さをt の式で表すと、である。
(4) Mの軌跡の方程式はである。ただし、xの範囲はである。
(5) Cと直線l2つの交点と原点Oを頂点とする三角形を、直線lのまわりに1回転してできる立体の体積をVとする。Vが最大となるtの値はである。


【広告】ここから広告です。ご覧の皆さまのご支援ご理解を賜りたく、よろしくお願いいたします。
【広告】広告はここまでです。

解答 図形を考察して最大を考える、よくある問題ですが、終盤の微分計算はかなり面倒です。

原点
Oを中心とする半径1 C ・・・@
Aを通り傾きがt 直線l ・・・A
@,Aを連立し、
yを消去すると、

 ・・・B

(1) Cと直線lがただ1つの共有点をもつとき、2次方程式Bは、重解を持ちます。判別式Dについて、
 ・・・C

このときBは、
ただ
1つの共有点のx座標は、  ......[]

(2) Cと直線lが異なる2点で交わるとき、2次方程式Bは相異なる2実数解を持ち、判別式Dについて、Cより、
 ∴   ......[]  ......[]

以下、とします。
2次方程式Bの相異なる2実数解をαβとします。Bについて、解と係数の関係より、
 ・・・D
2つの交点を結ぶ線分の中点Mとして、
 ・・・E
Mも直線l上の点なので、Aより、
 ・・・F

(3) 直線lの方程式を書き直して、
原点Oと直線lとの距離OMは、点と直線の距離の公式より、
  ......[]

(4) Mは円C内部の点なのでよりです。E,Fよりt を消去すると、


より、 (円の媒介変数表示を参照)
に直して、M軌跡の方程式は、  ......[]

(5) Cと直線l2つの交点の距離の半分hは、三平方の定理より(円と直線の位置関係を参照)

Cと直線l2つの交点と原点Oを頂点とする三角形を、直線lのまわりに1回転してできる立体は、OMを半径とする円を底面とする高さhの円錐2個を底面の円で貼り合わせた立体です。その体積Vは、
()とおき、とおき、微分すると、
 (商の微分法合成関数の微分法を参照)


とするとにおいてにおいてより(関数の増減を参照)即ちVは、即ちのときに最大となります。  ......[]



【広告】ここから広告です。ご覧の皆さまのご支援ご理解を賜りたく、よろしくお願いいたします。
【広告】広告はここまでです。

  慶大理工数学TOP  数学TOP  TOPページに戻る

【広告】ここから広告です。ご覧の皆さまのご支援ご理解を賜りたく、よろしくお願いいたします。
【広告】広告はここまでです。

各問題の著作権は
出題大学に属します。

なお、解答は、
苦学楽学塾制作です。

©2005-2026
(有)りるらる
苦学楽学塾 随時入会受付中!
理系大学受験ネット塾苦学楽学塾
(ご案内はこちら)ご入会は、
まず、こちらまでメール
お送りください。