東工大数学'20年前期[2]
複素数平面上の異なる3点A,B,Cを複素数α,β,γで表す。ここでA,B,Cは同一直線上にないと仮定する。
(1) △ABCが正三角形となる必要十分条件は、
であることを示せ。
(2) △ABCが正三角形のとき、△ABCの外接円上の点Pを任意にとる。このとき、
および
を外接円の半径Rを用いて表せ。ただし、2点X,Yに対し、XYとは線分XYの長さを表す。
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解答 1の3乗根ω()の性質、,をフル活用します。
(1) 題意の条件の下に、
△ABCが正三角形 ⇔ 点Aの周りに点Bを回転すると点C ⇔ 従って、 ⇔ 展開して整理すると、 ∴
(2) △ABCの外接円の中心が原点Oで、円上に反時計回りにA,B,Cの順に並んでいるとして、一般性を失いません。△ABCが正三角形のとき、より、として、,, また、,,より、,より、,,Pを表す複素数をpとして、,これらを使って、 ・・・@ ・・・A ・・・B @+A+Bより、
......[答] ・・・C ・・・D ・・・E C+D+Eより、
......[答]
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