図3−3において、PQに平行な波面を持つ入射波が速さで進んでいる。波面上の2点がそれぞれP,Qを通過してから時間T後,Qを通過した側が境界上の点Sに達したとする。このとき、Pから発せられた素元波が時間T後になす半円に対してSから引いた接線RSが反射波の波面となる。△PQSと△SRPにおいて、, ア = イ =,PS=SP (共通)であるから△PQSと△SRPは合同である。また、△PQSはを直角とする直角三角形であるから、 ウ 。同様に、△SRPはを直角とする直角三角形であるから、 エ 。ゆえに、である。 |