円と放物線の位置関係   関連問題


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1.原点でx軸と接する ()放物線の位置関係を考察します。
放物線:上の点と円の中心との
距離d2乗は、
と円の半径の2との大小関係を考えればよいのですが、
の正負を考えることになります。ですが、,つまり、のとき、全実数tについて、 (等号はのとき、)です。このとき、円と放物線は原点で接します。それ以外はで、放物線上の点は円の外部にあります(不等式の表す領域を参照)
,つまり、のとき、

ですが、のとき、,このとき、放物線上の点は円の内部にあります。
のとき、,このとき、円と放物線は原点で接します。
,つまり、のとき、放物線は円と交わります。
,つまり、のとき、,このとき、放物線上の点は円の外部にあります。
以上まとめると、

(i) のとき、円と放物線は原点で接し、それ以外は放物線上の点は円の外部にあります。
(ii) のとき、円と放物線は原点で接し、において、交わり、においては放物線上の点は円の内部にあり、においては、放物線上の点は円の外部にあります。

2放物線と、放物線の軸上に中心をもつ ()の位置関係を考察します。
放物線:上の点と円の中心との距離
d2乗は、
()とおくと、
としてu2次関数と見ると、グラフはを軸とする放物線です。軸の位置によって場合分けします。
(i) ,即ちのとき、においては単調増加で、より、2次方程式は、
のとき、解はなく、円と放物線に共有点はありません。
のとき、という解をもち、このとき、で、円と放物線は、原点で接します。他に共有点はありません。
のとき、の範囲に解をもち、このとき、において、円と放物線が交わります。他に共有点はありません。
(ii) ,即ちのとき、より、2次方程式は、
のとき、解はなく、円と放物線に共有点はありません。
のとき、という解をもち、このとき、において、円と放物線が接します。他に共有点はありません。
のとき、の範囲に解の範囲に解をもち、このとき、において、円と放物線は交わります。他に共有点はありません。
のとき、例1(ii)より、円と放物線は原点で接し、において交わります。
のとき、の範囲に解をもち、において、円と放物線が交わります。他に共有点はありません。



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