東京工業大学2022年前期数学入試問題
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[1] a,bを実数とし、とする。a,bが , を満たしながら動くとき、を満たす複素数zがとりうる値の範囲を複素数平面上に図示せよ。
[解答へ]
[2] 3つの正の整数a,b,cの最大公約数が1であるとき、次の問いに答えよ。
(2) ,,の最大公約数となるような正の整数をすべて求めよ。 [解答へ]
[3] αはを満たす実数とする。およびを満たす直角三角形APBが、次の2つの条件(a),(b)を満たしながら、時刻から時刻までxy平面上を動くとする。
(a) 時刻t での点A,Bの座標は、それぞれA,Bである。 (b) 点Pは第一象限内にある。
このとき、次の問いに答えよ。
(1) 点Pはある直線上を動くことを示し、その直線の方程式をαを用いて表せ。
(2) 時刻から時刻までの間に点Pが動く道のりをαを用いて表せ。 (3) xy平面内において、連立不等式
, により定まる領域をDとする。このとき、点Pは領域Dには入らないことを示せ。
[解答へ]
[4] aは正の実数とする。複素数zがかつを満たしながら動くとき、複素数平面上の点が描く図形をKとする。このとき、次の問いに答えよ。
(1) Kが円となるためのaの条件を求めよ。また、そのときKの中心が表す複素数とKの半径を、それぞれaを用いて表せ。
(2) aが(1)の条件を満たしながら動くとき、虚軸に平行で円Kの直径となる線分が通過する領域を複素数平面上に図示せよ。
[解答へ]
[5] aはを満たす実数とし、とする。このとき、次の問いに答えよ。
(1) 次の等式(*)を満たすaがただ1つ存在することを示せ。
(*) (2) を満たす実数b,cについて、不等式 が成り立つことを示せ。
(3) 次の試行を考える。
[試行] n個の数1,2,・・・,nを出目とする,あるルーレットをk回まわす。
この[試行]において、各についてiが出た回数をとし、 (**) が成り立つとする。このとき、(1)の等式(*)が成り立つことを示せ。
(4) (3)の[試行]において出た数の平均値をとし、とする。(**)が成り立つとき、極限をaを用いて表せ。 [解答へ]
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