東京科学大理工学系数学'25年前期[5]

(1) 関数
 ()
の増減を調べ、グラフの概形をかけ。
(2) 実数xyzが、条件
を満たしながら動くとき、xが取り得る値の範囲を求めよ。


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解答 微分法を応用して方程式の解を考える問題です。

(1) 微分して
 (商の微分法を参照)
とすると、

より、
増減表は以下のようになります。
t    0   
0×0
×

増減表よりのグラフを描くと右図。

(2) 問題文の条件式の第3式と第4式により、

より、xyzは、0以外の相異なる3実数なので、kを適当な実数として、xyzは、方程式0でない相異なる3実数解です(微分法の方程式への応用(2)を参照)
右図において、のグラフと直線の交点を考えると、両者が
y()上以外に相異なる3交点を持つのは、の場合で、xは、方程式の解のうち最小のものです。
のとき、右図よりです。
のとき、右図より、
xより大きく、のときの方程式の解のうちの最小のもの(αとします)よりも小さくなります。
のときのグラフと直線において接するのでこのときの方程式、

において、解と係数の関係より、
 (つまり、)
以上より、xが取り得る範囲は、 .......[]



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なお、解答は、
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