電流の作る磁界 関連問題
【広告】ここから広告です。ご覧の皆さまのご支援ご理解を賜りたく、よろしくお願いいたします。
【広告】広告はここまでです。
(1) 直線電流の作る磁界
直線状導線を電流が流れるとき、導線から距離aの点における磁界の強さHは、
磁界の向きは、直線電流の流れる向きを右ねじの進む向きとして、右ねじの回る向き。
(2) 円電流の作る磁界
半径aの円周を描いて電流Iが流れるとき、円の中心に生じる磁界の強さHは、
磁界の向きは、電流の流れる方向を右ねじの回る向きとして、右ねじの進む向き。
(3) ソレノイドの作る磁界
導線を何かの回りに巻き付けたものをコイルと言う。導線を円筒の回りに何重にも巻き付けたものをソレノイド・コイル、あるいは、単にソレノイドと言う。高校の範囲では、導線はびっしりとすき間無く巻かれていて、ソレノイドの長さは円筒の断面半径に比べて充分に長いものとして考える。
単位長さ当たりn回巻かれた充分に長いソレノイドに電流Iを流すとき、ソレノイドの中心軸上で中間部分に近い点における磁界の強さHは、
電流が流れると、電流のまわりに磁界が発生します。
磁界の強さは上記の公式(1)〜(3)で考え、磁界の向きは、右ねじの法則により考えます。電流の向きが右ねじの進む向きなら磁界の向きは右ねじの回る向き、電流の向きが右ねじの回る向きなら磁界の向きは右ねじの進む向きです。
(1) 直線電流の作る磁界の公式:の導出については、直線電流の作る磁界を参照してください。
(2) 円電流の作る磁界の公式:の導出については、円電流の作る磁界を参照してください。
(3) ソレノイドの作る磁界の公式:の導出については、ソレノイドの作る磁界を参照してください。
但し、各公式の導出は、高校の範囲を超えます。大学入試には、基本的に必要ありません。
公式(1)、公式(2)について、この式によると、磁界の強さの単位は、電流を半径で割った形をしているので、[A/m]となります。[N/Wb]と2通りの単位を使うので注意してください(磁界を参照)。
公式(3)についても、nを単なる導線の巻き数とミスし易いので、磁界の強さの単位[A/m]になるかどうかを考えて、nの単位が[1/m]になるはずだ、というところから、nを単位長さ当たりの巻き数になると覚えてください。
【広告】ここから広告です。ご覧の皆さまのご支援ご理解を賜りたく、よろしくお願いいたします。
【広告】広告はここまでです。
物理基礎事項TOP 物理TOP TOPページに戻る
【広告】ここから広告です。ご覧の皆さまのご支援ご理解を賜りたく、よろしくお願いいたします。
【広告】広告はここまでです。
各問題の著作権は
出題大学に属します。©2005-2024(有)りるらる 苦学楽学塾 随時入会受付中!理系大学受験ネット塾苦学楽学塾(ご案内はこちら)ご入会は、
まず、こちらまでメールを
お送りください。