大学入学共通テスト数学IIBC 2026年問題 


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[1] Oを原点とする座標平面において、方程式
 ・・・@
の表す円をとする。また、方程式
 ・・・A
の表す円をとする。

(1) の中心の座標はである。
の半径をの半径をの中心との中心の間の距離をdとすると、である。
dの関係から、2点で交わることがわかる。

(2) 不等式
 ・・・B
の表す領域について考える。
Bの左辺は、のときは@の左辺と一致し、のときはAの左辺と一致する。


(i) 不等式の表す領域をD,不等式の表す領域をEとする。
・原点Oに含まれる。
の中心はに含まれる。
の中心はに含まれる。

の解答群(同じものを繰り返し選んでもよい。)
 D   E

(ii) 方程式
 ・・・C
の表す直線をとする。
実数
xyが@とAの両方を満たすとする。@とAの左辺どうし、右辺どうしの差をとると
となる。よって、実数xyはCも満たす。
したって、。このことから、の二つの交点を通る直線であることがわかる。

については、最も適当なものを、次ののうちから一つ選べ。
 点P上の点とすると、P上にあり、かつ上にもある
 点P上の点とすると、P上にあるか、または上にある
 点P上にあり、かつ上にもある点とすると、Pにある
 点P上にあるか、または上にある点とすると、Pにある
 点P上の点、点Q上の点とすると、直線PQと一致する
 点P上の点、点Q上の点とすると、直線PQと交わる

(iii) 不等式
の表す領域と(i)の領域Dの共通部分をFとする。
また、不等式
の表す領域と(i)の領域Eの共通部分をGとする。
不等式Bの表す領域は、
FGの和集合である。これを図示するとの灰色部分である。ただし、境界線を含まない。

(iv) Bにおいて、の前の符号を+から−に変えた不等式
 ・・・D
を考える。Dの表す領域を図示するとの灰色部分である。ただし、境界線を含まない。

については、最も適当なものを、次ののうちから一つずつ選べ。ただし、同じものを繰り返し選んでもよい。なお、では座標軸を省略している。
[解答へ]


[2](1) 二つの角ABに対し、
 ・・・@

が成り立つことを示そう。

二つの角
αβに対し、加法定理から
 ・・・A
 ・・・B
である。AとBの左辺どうし、右辺どうしを加え、とすると、@が得られる。

の解答群
        
           

については、最も適当なものを、次ののうちから一つずつ選べ。ただし、同じものを繰り返し選んでもよい。
 A   B      
          

(2) 関数
とする。
の範囲での最大値を考えよう。
@を用いると
と変形できる。
は正の定数であるから、の範囲において、で最大値をとる。

については、最も適当なものを、次ののうちから一つずつ選べ。ただし、同じものを繰り返し選んでもよい。
 0         
          
π

の解答群
    1   2   
          

(3) aを満たす定数とし、関数
とする。
花子さんと太郎さんは、関数のグラフをコンピュータを用いて表示させてみた。図
1は、としたときののグラフである。これを見て、花子さんと太郎さんは、関数について話している。

花子:は、定数pqを用いてと変形できそうだね。
太郎:三つの関数のうちの二つの関数の和に@を使うと、残り一つの関数の定数倍にできるかな。

(i) @を用いると、関数のうちの二つの関数の和は、残りの関数の定数倍となる。
したがって、関数
と変形することができる。

の解答群
    
 

の解答群
 a      

の解答群
    
    
    
    

(ii) のとき、の範囲において、で最大値をとる。

の解答群
 0   1   2   
          
    
[解答へ]


[3](1) kを実数とし、3次関数を考える。
(i) である。

のとき、は極大値をとる。
のとき、は極小値をとる。

の解答群
    
    
    

の解答群(同じものを繰り返し選んでもよい。)
 0   1   2     
 k            

(ii) のグラフを概形は
のとき
のとき
である。

については、最も適当なものを、右ののうちから一つずつ選べ。ただし、同じものを繰り返し選んでもよい。

(iii) (i)で求めたのうち、小さい方の数をaとする。を満たすようなkの値の範囲はである。
kを満たすとする。の範囲において、を満たすxの値をβとおく。の範囲におけるのグラフとx軸およびy軸で囲まれた部分の面積と、の範囲におけるのグラフとx軸および直線で囲まれ部分の面積が等しいとする。
このとき、が成り立つ。したがって、である。

の解答群
(同じものを繰り返し選んでもよい。)
 0              
             

の解答群
    
    

(2) 3次関数に対して、与えられた条件のものでのグラフの概形を考えよう。

・次の条件(a)を考える。

条件(a) かつである。

後ののうち、条件(a)を満たす関数のグラフの概形はの三つであり、残りの五つは条件(a)を満たさない。ただし、の解答の順序は問わない。

・条件(a)に加えて、次の条件(b)を考える。

条件(b) のグラフは直線を軸とする放物線である。

後ののうち、条件(a)(b)をともに満たす関数のグラフの概形はの二つであり、残りの六つは条件(a)(b)の少なくとも一方を満たさない。ただし、の解答の順序は問わない。

・条件(a)(b)に加えて、次の条件(c)を考える。

条件(c) のグラフは下に凸の放物線である。

後ののうち、条件(a)(b)(c)のすべてを満たす関数のグラフの概形はの一つだけである。

については、最も適当なものを、右ののうちから一つずつ選べ。ただし、同じものを繰り返し選んでもよい。
[解答へ]


[4] 数列に対して
 ()

で定められる数列を、の階差数列という。
(1) の初項は1とする。また、の階差数列の一般項が
で表されるとする。

(i) であるから、となる。さらに、であるから、となる。

(ii) n2以上の自然数とする。このとき
 ・・・@
が成り立つことから
であることがわかる。

の解答群
    n      

(2) 太郎さんは、@を変形するととなることから、数列の和を求めるために次のことを考えた。

発想−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ある数列の和を求めたいときは、数列で、の階差数列がとなるものを見つければよい。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

太郎さんは、この
発想に基づいて、一般項が
で表される数列の和を求めることにした。
数列で、の階差数列がとなるもの、すなわち
 () ・・・A
となるものを見つけたい。太郎さんは、の一般項がn1次式との積であることから、の一般項が
と表されるのではないかと考えた。ここで、pqは定数である。このとき、npqを用いて表すと
となる。
よって、のときAが成り立つ。
以上のことから、すべての自然数
nについて、数列の初項から第n項までの和は
となることがわかる。

の解答群
(同じものを繰り返し選んでもよい。)
 p   q     
          

の解答群
         
       

(3) 花子さんは、一般項が
で表される数列の和を求めることにした。(2)発想に基づいて考えると、
すべての自然数
nについて、の初項から第n項までの和は
となることがわかる。

の解答群
       
       
   
   
[解答へ]


[5] 以下の問題を解答するにあたっては、必要に応じて問題末の正規分布表を用いてもよい。

ある自治体では、地域の知識を問う資格試験
(以下、資格試験)を毎年実施しており、200点満点のうち120点以上である受験生を合格としている。

(1) 今年実施した資格試験(以下、今年の資格試験)における受験者全体の得点の平均点は116点、標準偏差が25点であることが公表された。今年の資格試験の受験者の得点は正規分布に従うとし、得点を表す確率変数をXとする。このとき、Xは正規分布に従うから、とおくと、Yは標準正規分布に従う。

したがって、今年の受験者全体のうち、120点以上である受験者の割合はおよそである。

の解答群
       
       

については、最も適当なものを、次ののうちから一つ選べ。
 0.16   0.21   0.29   0.34
 0.41   0.44   0.50   0.84

(2) この自治体のA地域では、多くの住民がこの資格試験を受験し、過去10年間における合格率が毎年40%(0.4)を超えていた。太郎さんたちは、今年の資格試験の合格率についても0.4より高いと判断してよいかを調べるために、A地域における住民の受験者の中からn人を無作為に選び、その合否を調査することにした。

(i) A地域における住民の今年の資格試験(以下、A地域における今年の資格試験)の受験者全体を母集団とし、母集団の大きさは十分に大きいとする。そして、A地域における今年の資格試験の合格率をpとする。無作為に選ぶn人のうちi番目の受験者が合格している場合は1,合格していない場合は0の値をとる確率変数を()と定義する。このとき、の確率分布は表1のとおりである。

   表 1
 0   1   
確 率 p  1 


1から、の平均(期待値)となる。
また、の分散について
から、となる。

の解答群
(同じものを繰り返し選んでもよい。)
 p      
       

(ii) (i),・・・,を、表1の確率分布をもつ母集団から抽出した大きさnの無作為標本とみなす。このとき、標本平均をとおくと、nが十分大きいとき、は近似的に正規分布に従う。
このの確率分布を利用して、p0.4より高いといえるかを、有意水準5%(0.05)で仮説検定を行い検証したい。ここで、統計的に検証したい仮説を「対立仮説」、対立仮説に反する仮定として設けた仮説を「帰無仮説」とする。このとき、帰無仮説は「」,対立仮説は「」である。これらの仮説に対して、有意水準5%で帰無仮説が棄却(否定)されるかどうかを判断する。
無作為に選ばれた
400人のうち、184人が合格者であった。いま、帰無仮説が正しいと仮定する。標本の大きさは十分に大きいので、標本平均は近似的に平均が0.4,標準偏差がの正規分布に従う。
として用いると
の値はとなる。よって、この値をパーセント表示した値は有意水準5%より。したがって、有意水準5%A地域における今年の資格試験の合格率は0.4より

の解答群
 p         
          

の解答群
          
    

については、最も適当なものを、次ののうちから一つ選べ。
 0.0046   0.0062   0.0071   0.0987
 0.1112   0.3888   0.4013   0.4929

の解答群
 小さいから、帰無仮説は棄却されない
 小さいから、帰無仮説は棄却される
 大きいから、帰無仮説は棄却されない
 大きいから、帰無仮説は棄却される

の解答群
 高いと判断できる   高いとは判断できない

(3) 太郎さんと花子さんは、(2)の仮説検定の結果について話している。

太郎:無作為に選ばれた100人のうち46人が合格者でも、比率は同じ0.46になるから、仮説検定の結果は同じになるのかな。
花子:試しに計算して調べてみようよ。

A地域における今年の資格試験の受験者の中から無作為に選ばれた100人のうち、46人が合格者である場合について考える。
(2)(ii)と同じ帰無仮説と対立仮説に対し、有意水準5%で帰無仮説が棄却されるかどうかを調べる。標本の大きさは十分に大きいから、(2)(ii)と同様に、は近似的に正規分布に従う。帰無仮説が正しいと仮定する。このとき、として用いると
の値をパーセント表示した値は有意水準5%より
したがって、有意水準
5%で帰無仮説は

の解答群
 小さい   大きい

の解答群
 棄却される   棄却されない


正規分布表
次の表は、標準正規分布の分布曲線における右図灰色
部分の面積をまとめたものである。

0.000.010.020.030.040.050.060.070.080.09
0.00.00000.00400.00800.01200.01600.01990.02390.02790.03190.0359
0.10.03980.04380.04780.05170.05570.05960.06360.06750.07140.0753
0.20.07930.08320.08710.09100.09480.09870.10260.10640.11030.1141
0.30.11790.12170.12550.12930.13310.13680.14060.14430.14800.1517
0.40.15540.15910.16280.16640.17000.17360.17720.18080.18440.1879
0.50.19150.19500.19850.20190.20540.20880.21230.21570.21900.2224
0.60.22570.22910.23240.23570.23890.24220.24540.24860.25170.2549
0.70.25800.26110.26420.26730.27040.27340.27640.27940.28230.2852
0.80.28810.29100.29390.29670.29950.30230.30510.30780.31060.3133
0.90.31590.31860.32120.32380.32640.32890.33150.33400.33650.3389
1.00.34130.34380.34610.34850.35080.35310.35540.35770.35990.3621
1.10.36430.36650.36860.37080.37290.37490.37700.37900.38100.3830
1.20.38490.38690.38880.39070.39250.39440.39620.39800.39970.4015
1.30.40320.40490.40660.40820.40990.41150.41310.41470.41620.4177
1.40.41920.42070.42220.42360.42510.42650.42790.42920.43060.4319
1.50.43320.43450.43570.43700.43820.43940.44060.44180.44290.4441
1.60.44520.44630.44740.44840.44950.45050.45150.45250.45350.4545
1.70.45540.45640.45730.45820.45910.45990.46080.46160.46250.4633
1.80.46410.46490.46560.46640.46710.46780.46860.46930.46990.4706
1.90.47130.47190.47260.47320.47380.47440.47500.47560.47610.4767
2.00.47720.47780.47830.47880.47930.47980.48030.48080.48120.4817
2.10.48210.48260.48300.48340.48380.48420.48460.48500.48540.4857
2.20.48610.48640.48680.48710.48750.48780.48810.48840.48870.4890
2.30.48930.48960.48980.49010.49040.49060.49090.49110.49130.4916
2.40.49180.49200.49220.49250.49270.49290.49310.49320.49340.4936
2.50.49380.49400.49410.49430.49450.49460.49480.49490.49510.4952
2.60.49530.49550.49560.49570.49590.49600.49610.49620.49630.4964
2.70.49650.49660.49670.49680.49690.49700.49710.49720.49730.4974
2.80.49740.49750.49760.49770.49770.49780.49790.49790.49800.4981
2.90.49810.49820.49820.49830.49840.49840.49850.49850.49860.4986
3.00.49870.49870.49870.49880.49880.49890.49890.49890.49900.4990
3.10.49900.49910.49910.49910.49920.49920.49920.49920.49930.4993
3.20.49930.49930.49940.49940.49940.49940.49940.49950.49950.4995
3.30.49950.49950.49950.49960.49960.49960.49960.49960.49960.4997
3.40.49970.49970.49970.49970.49970.49970.49970.49970.49970.4998
3.50.49980.49980.49980.49980.49980.49980.49980.49980.49980.4998

[解答へ]


[6] 平面上に、△ABCと点Mがある。

(1) 次の等式を満たす点Pを考える。
 ・・・@
3ABCを図1の位置にとる。ただし、図1における△ABCは正三角形、六角形DEFGCAは正六角形である。
MAと一致するとき、Pと一致する。
MDと一致するとき、Pと一致する。

の解答群(同じものを繰り返し選んでもよい。)
 A   B   C   D   E   F   G

(2) abcを実数とする。次の等式を満たす点Pを考える。
 ・・・A
花子さんと太郎さんは、(1)の考察から、Pの位置について話している。

花子:@はの場合だね。(1)で考えた二つの場合では、Mの位置によってPの位置が異なるね。
太郎:でも、の場合だと、Aはとなるから、Mがどの位置にあっても、PAと一致するよ。
花子:Pの位置が変わらないのは、どのようなときかな。

ここでは
Mがどの位置にあっても、Aを満たすPの位置が変わらない
ためのabcの条件を調べよう。

Aの両辺を、
Aを始点とするベクトルを用いて表すと、左辺は
となり、右辺は
となる。したがって、Aは
と変形できる。
よって、
Mがどの位置にあっても、Aを満たすPの位置が変わらないための必要十分条件はである。

の解答群
           

の解答群
(同じものを繰り返し選んでもよい。)
 a   b   c  
       
       
 

の解答群
       
       
       

(3) abcを、を満たす実数とする。様々な条件のもとで、Aを満たす点Pが存在する範囲を調べよう。

(i) abcが、を満たすとき、Pが存在する範囲はである。ただし、△ABCの辺BCの中点をH,辺CAの中点をI,辺ABの中点をJとする。

の解答群
 直線AH   直線BI   直線CJ
 直線HI   直線IJ   直線JH
(ii) abcが、を満たすとき、Pが存在する範囲を図示すると、の灰色部分となる。ただし、境界線を含まない。


については、最も適当なものを、右ののうちから一つ選べ。
[解答へ]


[7] z0でない複素数とし、とする。また、rを正の実数とし、複素数平面上で、原点Oを中心とする半径rの円をCとする。

(1) のとき、であり

である。

(2) zC上を動くとき、wが複素数平面上で描く図形を考える。
実数θzの偏角とし、極形式を用いてと表す。

(i) rθを用いて表すと
 ・・・@
である。したがって、θの値によらずとなるようなrの値はである。

の解答群
(同じものを繰り返し選んでもよい。)
    
    
    
    
    

(ii) とする。zC上を動くとき、wが描く図形はである。

については、最も適当なものを、右ののうちから一つ選べ。

(iii) とする。xyを実数としてとおくと、@から
 ・・・A
が成り立つ。Aの二つの式からθを消去すると、xyを満たし、zC上を動くとき、の表す図形を描く。

の解答群
 
 
 
 
 
 

(3) とする。zC上を動くとき、が描く図形を考えよう。
(i) zを用いて表すと、である。

の解答群
       
       

(ii) zC上を動くとき、が描く図形の方程式を考える。このとき、は原点Oを中心とする半径の円を描く。このことから、XYを実数としてとおくと、XYを満たす。以上を踏まえると、の描く図形はであることがわかる。

の解答群
 
 
 
 
 
 


については、最も適当なものを、右ののうちから一つ選べ。
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なお、解答は、
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(有)りるらる
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