岐阜大数学'09年[1]

a,b,mを正の実数とする。xy平面上の点Aから直線へ下ろした垂線の足をとし、x軸に関してと対称な点をPとする。また、点Bから直線へ下ろした垂線の足をとし、y軸に関してと対称な点をQとする。以下の問いに答えよ。
(1) 点P,Qのそれぞれの座標を求めよ。
(2) 線分P,Qを2:1に内分する点をRとするとき、Rの座標を求めよ。
(3) mがの範囲を動くとき、Rの軌跡を求め、図示せよ。


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解答 軌跡に関する基本問題です。軌跡の範囲に注意しましょう。

(1) 直線は、直線に垂直なので、傾きは (2直線の平行・垂直を参照),方程式は、
 (直線の方程式を参照)
と連立すると、
∴ ,
Pのx座標はのx座標と一致し、y座標はのy座標の符号を変えたもの(座標平面における対称を参照)で、
P ......[答]
直線の傾きも,方程式は、
と連立すると、
∴ ,
Qのy座標はのy座標と一致し、x座標はのx座標の符号を変えたもので、
Q ......[答]

(2) PQを2:1に内分する点Rのx座標は、
 ・・・�@ (座標平面における内分・外分を参照)
 ・・・�A
R ......[答]

(3) ,つまり、のとき、Rのx座標、y座標は0で、Rは原点に来ます。
のとき、�A÷�@より、
 ・・・�B
これを�@に代入すると、
よりなので、xで割って分母を払うと、

これは、中心,半径の円(円の方程式を参照)で、原点以外に、x軸とは,y軸とはで交わります。
�Bより、
Rは、直線上の点であることがわかりますが、のとき、直線は、第2象限と第4象限、及び、原点しか通りません。従って、Rの軌跡も、第2象限、第4象限、及び、原点の範囲内に限られます。
求める軌跡は、円:のとの間で原点側の部分
(両端は含まない)、図示すると右図黒色太線(白マルを除く) ......[答]


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