早大理工数学'22年[1]
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, とおく。xy平面上の曲線
とおく。xy平面上の曲線 をC,曲線
をC,曲線 をDとする。以下の問に答えよ。
をDとする。以下の問に答えよ。
(1) CとDの概形を一つのxy平面上に描け。
(2) CとDによって囲まれた部分の面積Sを求めよ。
(3) CとDによって囲まれた部分を、x軸の周りに1回転させてできる立体の体積Vを求めよ。
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解答 (3)の積分は、難しくはありませんが、紛らわしく非常に面倒で、試験会場では後回しにするのが賢明です。
 ,
, (合成関数の微分法を参照)
 (合成関数の微分法を参照) とすると、
とすると、 ,
, (対数関数を参照。以下において、
 (対数関数を参照。以下において、 のとき
のとき ,
, のとき
のとき ,
, のとき
のとき となります)
となります) とすると、
とすると、 ,
,
 ,
, ,以上より、
,以上より、 の増減表は以下のようになります。
の増減表は以下のようになります。
 とすると、
とすると、
C,Dは、 ,
, において交わります。
において交わります。
また、 ,
, ,
, ,
,
以上より、CとDの概形は、右図のようになります。 
(2)  とすると、
とすると、
 CとDによって囲まれた部分は、 の範囲にあります。よって、その面積Sは、
の範囲にあります。よって、その面積Sは、  ......[答]
 ......[答]
 とすると、
とすると、 ∴
 ∴ 
 とすると、
とすると、 ∴
 ∴ 
(1)の解答のグラフに ,
, のグラフを重ねて描くと右図のようになります。グラフより、CとDによって囲まれた部分(黄色着色部)を、x軸の周りに1回転させると、外側に来るのは、
のグラフを重ねて描くと右図のようになります。グラフより、CとDによって囲まれた部分(黄色着色部)を、x軸の周りに1回転させると、外側に来るのは、
 においてはD:
においてはD: ,
, においてはC:
においてはC: です。
です。
回転体の内側でくり抜ける部分の境界に来るのは、
 においてはC:
においてはC: ,
, においてはD:
においてはD: です。
です。
これより、求める立体の体積Vは、 (
 ( :積分定数)
:積分定数) (
 ( :積分定数)
:積分定数)として、以下、積分定数を省略すると、
これらを@に代入して、
∴  ......[答]
 ......[答] 
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